明け方の出来事
今朝は3時に目が覚めた。両親と襖一枚となりの部屋で寝ているので様子が分
かる、小さく咳き込む音で目が覚め、電灯の明かりが点いているので母が気に
なり部屋へ行くと、母はベッドの端に座り、軽く咳き込み項垂れている。
どうしたのか聞くと、お腹がリハビリパンツに締め付けられて苦しくて眠れな
く目が覚めたと言う。私が買ってきたリハビリパンツが小さいサイズだったの
ではないかと問われたが、いままでと同じサイズである。
問題はストマのガスが溜まり圧迫されたためだった。それを何とかするために
一人で起き上がり、ベットに座り、ガスを抜こうと孤軍奮闘していたのだ。
見るとパジャマのゴムがハサミで切られている。間違って切ってしまったと言
うが奮闘していた事がよく分かる。
夜中でも何かあれば携帯を鳴らすように言ってあるが、私に遠慮したと言う。
今日一日、痰の絡んだ弱々しい咳が気になっているが、薬も処方されており、
回復を祈るばかりである。