自宅で死にたい母の介護ブログ

入退院を繰り返した母親にもう二度と入院はし たくないと言われ、在宅での介護を決意、これから先 の予測できない医療対応と介護を行い、両親と 私に発生するストレスを記すブログ

耳が遠くなった母

2019ー7-9
本日の母と父と私
母)母は今日も私に気を遣いながら、父を気遣い一日が終わった。以前、
母が言ったことがある。何も出来ない状態になって迷惑ばかりかけてい
るのが一番つらい辛い。父にも何もしてやれないで出来るのは気遣いだ
けだし辛い。母の気遣いの根底にあるものが見える。
 母は今日も細かく気遣う、認知機能がしっかりしていることで見える
ものも人一倍多いので気遣いが絶えない。母らしい一面でもある。しか
し最近耳が遠くなった。普通の声では意識を集中していないと聞こえな
いらしい。でも、これで入る情報が少なくなるので気にかかることも減
り、余計な気遣いが減れば少しは楽かもしれない。


父)父は今日も便が出なかった(ヘルパーさんの報告)、それ以外でも
トイレに行きたくなる時があるらしくベットサイドのPトイレではなく
少し離れたトイレに這って行く。ベットにいる母には這う父の姿は見え
ないのでベットから居なくなると、母は心配になり声をかける。父がト
イレに行くと返事をしても母には何と言ったか分からない(良く聞こえ
ない)ため、余計な心配をする。聞こえないことでの気掛かりは増える。


耳が遠くなった母
私)母との会話は面と向かってTVなどの雑音が無い状態なら普通に出来
ることが多かった。しかし最近では目の前で話しても聞こえないことが
増えた。繰り返して言うと2度目には解るが、つい声が大きくなる。
トラブルが多い父にも大声になるので、我が家では私の大きな声が常に
響き渡っている。

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