母の買い物
母は歩行が不自由なため外出するのは病院へ行く時だけである。最近は少し家
の中を手押し車であるくだけで疲れるようだ、車椅子で買い物などと言った事
もあったが、最近は言わなくなった。
そんな母の楽しみは注文をすると家に届けてくれる、昔から馴染みのN商店の
買い物である。馴染みのNさんと話が出来ることも楽しみみたいだ。
火曜日に電話注文で水曜日の昼過ぎに届く、惣菜がほとんどで大した物は無い
が、母にとっては楽しみの買い物である。
いつも買うものは、アジフライ3枚、コロッケ3個、大豆の煮豆1袋、鶏肉か
豚肉の細切れ、ワカサギの佃煮、焼き鳥6本が定番で、その他気に入った物が
あれば買う。
1年ほど前、私が退職して食事を作るようになった時は、自分でも食事作りは
初心者だし、かなり力を入れて作っていた。そのため母が総菜を買うのが気に
入らなかった。私の食事よりも好きな総菜を買って食べたいのか!!、
そして買った物を出さないと催促されることがあり、イラついた!
私もメニューを考えて買い物に行き、それなりに買い置きがあるので、母に買
うなとは言わないが、買うものを私に事前に言ってくれとお願いした。
その後はアジフライ、コロッケ、焼き鳥などが我が家の定番メニューとなった。
そして事前に相談が来るので、私は少しメニュー作りが楽になり、イライラも
無くなった。
しかし最近、また余計なものを買っては、あれ作ってくれとか言ってくる。
・・・母には食べたい物を食べさせてあげたいと思うし、買い物が楽しみ
なんだからと思っているが、、、
料理の事で指示されるとなぜかイラつくのが未熟者の私です。※グチです。